近くの道路予定地の草っぱらで、おもしろいものにであいました。
カヤツリグサの仲間のウキヤガラです。イヌムギの仲間やスズメノチャヒキ、アシ、チガヤなどイネ科の植物やヘラオオバコなどに混じって生えていました。
(ウキヤガラ)
はえている場所は、普段は、乾いていて湿地という様子ではありません。ウキヤガラは水辺に生えているイメージがあるので、こんなところにと意外でした。が、もともと埋立地で水はけは悪い場所でしたので、雨が降ると水がたまったりしているのかもしれません。
付近をみてみると、ちょっと離れたところに、コウキヤガラとガマの仲間が生えている場所もありました。
(コウキヤガラとガマの仲間)
こちらも水が溜まっていたりじくじくしたりはしていませんでしたが、ヒメクグやクサイもはえていたので、やはり湿っぽい場所のようです。
(コウキヤガラ)
コウキヤガラは、花序の茎が短いので、窮屈そうにかたまってついてるので、ウキヤガラとは、見た目の印象がかなり違いますね。また、柱頭の数が、ウキヤガラは3本、コウキヤガラは2本と違っているということなので、ルーペで確かめて見たらそのとおりでした。
ガマの仲間は、生息条件がよくないためか、育ちがわるく穂もでていないので、何かわかりませんでした。
ここは、年に1、2回ほど草刈りが行われているので、これからどのように変わっていくのか、ときどきウォッチングしたいと思います。
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