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2008年9月30日

シンジュサンの幼虫

里山的な景観を楽しむウォーキングイベントの途中で、大きな蛾の幼虫に出合いました。白地に青と黄色が入っていて、とてもきれいな幼虫です。蛾の幼虫で、こんなきれいなのがいるなんてビックリでした。

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帰宅後調べてみて、シンジュサンの幼虫とわかりました。日本最大の蛾、ヨナクニサンと同じ野生の蚕の仲間で、繭から絹糸がとれるとのこと。てっきり真珠のような光沢の絹糸だから”真珠蚕”だと思ったら、違いました。幼虫が、シンジュ(神樹、ニワウルシの別名)の葉を食べるので、”神樹蚕”ということのようです。

実際は、ニワウルシ(ニガキ科)をはじめ、ニガキ、キハダ(ミカン科)、クヌギ(ブナ科)、エゴノキ(エゴノキ科)、クスノキ(クスノキ科)、ゴンズイ(ミツバウツギ科)、ナンキンハゼ(トウダイグサ科)、ネズミモチ(モクセイ科)などいろいろな樹の葉を食べるようです。私がみた幼虫は、ゴンズイの樹にたくさんついていて、樹は丸裸寸前状態でした。

ところで、ニワウルシ(別名シンジュ)は、中国原産で、日本には、明治の初期に持ち込まれたとのことです。ということは、シンジュサンという名前も、明治以降の名前ということになります。こんなに大きくてきれいな幼虫ですから、目立つでしょうし、絹糸になる繭を作る幼虫なのですから、明治以前にも名前があったと思うのですが・・・、なんて呼ばれていたのでしょうね。

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