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2008年4月 7日

三番瀬のカキ礁

東京湾の三番瀬にあるカキ礁に、昨日、三番瀬市民調査の会の方に連れて行っていただきました。

そのカキ礁は、浦安市と市川市の市境を流れる猫実川の河口のちょっと沖合にあります。潮が引くと姿を現しますが、遠目には、普通の磯のようにみていました。

ところが近づいてみてびっくり。下の写真のように、全部生きているカキ&カキ殻でできていました。

01

カキ礁には、写真に写っているゴムボードで連れて行っていただきました。ゴムボートには、貝殻でこすれてボートが傷まないように手作りのカバーを取り付けてあります。必要は発明の母ですね!

ボートから干潟に降りてマズ目に入るのは、干潟の上に開いている無数の穴です。直径1cm以下から3cmくらいのものまで、いっぱい開いていました。そのほとんどはアナジャコの巣穴のようです。アナジャコは名前に「シャコ」がついていますが、シャコの仲間ではなく、ヤドカリの近縁ということです。砂や泥の中にY字状深い穴を掘り、住んでいます。穴の中に指を入れてみると、穴の壁は滑らかで、堅くしっかりしています。左官屋さん顔負けの腕ですね。穴はけっこう深く、3~4mに達するものもあるとか・・・。足を激しく動かして水流を起こし、穴の外から水を吸い込んで、水の中の細かな有機物を濾し取って食べているそうで、水質浄化に貢献しています。またそうやって新鮮な海水を干潟の砂泥の中に通すことで砂泥の中に酸素を供給していることに。

掘って泥の臭いを嗅いでみましたが、メタンガスなどの嫌な臭いは全くしませんでした。

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カキ礁やカキ礁の周囲の泥干潟には、いろんな生き物がいました。

カキ礁付近で目についた生き物をリストアップしてみました。
(海綿動物) ナミイソカイメン
(刺胞動物) タテジマイソギンチャク
クロガネイソギンチャク?
スナイソギンチャクに似たもの
(軟体動物) マガキ
アラムシロガイ
(環形動物) ツバサゴカイの棲管
スゴガイの棲管
(節足動物) アナジャコ 
ニホンスナモグリ
ユビナガホンヤドカリ
マメコブシガニ
イッカククモガニ
シロスジフジツボ?
スジエビの1種?
アミの1種
ワレカラの1種
(魚類) アカエイ
イシガレイ稚魚
ギンポの稚魚
ハゼの1種の稚魚
(海藻) スサビノリの1種?
オゴノリ
オゴノリに付いている紅藻の1種
カヤモノリ
アオサの1種
ミル
(鳥) カワウ
オオバン
カンムリカイツブリ
(スズガモ)
ユリカモメ

camera

カモメの仲間

(ナミイソカイメン)01tsl2

(ツバサゴカイ)S_2

(イッカククモガニ )

Bs

(ワレカラの1種)

S

(アカエイ)

S_3

(ギンポの稚魚)

S_4

(カヤモノリ)地方によっては食用が、減少して高価なものになっているとか。

S_5

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