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2007年3月16日

赤い実のようなものの正体は・・・

☆出口つき(?)のワンルームマンション?

タブノキと思われる樹に赤い実のようなものがたくさん付いていました。ええ!何だろう、タブノキの実は今頃ではないし、色も違うし・・・、何の樹かな?と近づいてみると、樹はタブノキでしたが、実に見えたのは、葉の裏にツブツブと付いている虫こぶでした。

01

調べてみると、タブノキハウラウスフシでした。虫こぶの名前は、虫こぶが付く植物の名前、付く部位、形状の順になっています。フシは虫こぶという意味です。したがって、タブノキハウラウスフシは、「タブノキの葉裏につく臼状の虫こぶ」ということになります。確かに、みんな葉の裏についていました。先端部分がえぐれていて、臼のようになっています。長くなりますが、わかりやすい名前の付け方ですね。

葉を1枚いただいてきました。よくみると、凹みの中には、先の尖ったトマトの様な形のものが、1つずつ入っています。

02 (葉を採ってから1日たっているので萎びています。)

試しに虫こぶの一つを半分に切ってみました。

03

中には、ウジ状の幼虫が1匹いました。この虫こぶの主は、タブウスフシタマバエというタマバエの幼虫とのことです。虫こぶの断面をみていると、このワンルームには、家主が成長して外に出るとき、出やすいように出口が最初から用意されていて、凹みの底に付いていた丸いトマト形のものは、出口を塞いでいる分厚いドアで、中からは開けやすく外からは開けにくい設計になっているのでは・・・なんて、思ってしまいます。

Photo_1 葉の裏をよくみてみると、葉が裂けて中から虫こぶの芽(?)のようなものが顔を出していました。成長し始めなのか、成長不良なのかよくわかりませんが、葉にこういうものを作らせるなんてすごいなあと思います。

一方、アオキの実のように赤くなっているのは、せめて実にみせかけて、鳥などに食べてもらおうという、直接手を出せないタブノキの対抗策のように思えるのですが、考えすぎでしょうか。

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