ビオトープのヤゴ
☆イトトンボの仲間のヤゴって海イグアナに似ていました!
3月10日、浦安市のふれあいの森公園の自然観察会に参加しました。公園を育む会の世話人さんが、ビオトープの池の藻がはえているあたりを網ですくうと、ヤゴがたくさんいました。冬を越した大きなヤゴもいれば、最近うまれたのではないかなあと思われる小さなヤゴもいました。
薄緑色の大きいものは、大きさは3cmほどでしょうか、脱皮したばかりのギンヤンマのヤゴでした。抜け殻も一緒にありました。身体の中が透けてみえ、神経なのでしょうか、細い管が体中に通っていました。鋭い目つきは、さすが肉食者、という感じですが、目の後ろにリボンのようなものをつけているところは、ちょとかわいいですね。
脱皮直後と思われるギンヤンマのヤゴ
黒白まだらのもいました。こちらもギンヤンマのヤゴで、若齢の時は、こんな色をしています。とても同じ種類のヤゴとは思えません。
ギンヤンマの若いヤゴ
身体が細いヤゴは、イトトンボの仲間のヤゴです。昨年、池でアオモンイトトンボやアジアイトトンボを見かけましたので、その子供たちでしょう。写真には写っていませんが5mmほどの糸のような小さなヤゴもたくさんいました。
イトトンボの仲間のヤゴ
そして新発見(?)です。イトトンボの仲間のヤゴは、身体をくねらせて、海イグアナみたいに泳ぐのです! ギンヤンマのヤゴは、ジェット噴射のようにお尻から水を吹き出して、ピュッピュッと動きますが、イトトンボの仲間は、クネクネという感じでした。(残念ながらクネクネ泳ぎの写真はうまく撮れませんでした。) ヤゴもいろいろなんですね。
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