ミツマタの花
北の丸公園で、ミツマタ(ジンチョウゲ科)の園芸種のアカバナミツマタが咲いていました。
少し離れたところに、ミツマタの花も咲いていました。
見た目は、色が違うだけのようですが、香りは黄色の普通のミツマタの方が強くて良い香りでした。
赤色や黄色の花弁に見えるものは萼で、花弁はないとのこと。またまたです。枝についているところをみると↓、
確かに、萼状のものはありません。うす茶色のものが2,3個ついていますが、総苞とのこと。たいていは冬の間に落ちてしまうのが残っているようです。筒状になっている萼の外側には、ふわふわの白い毛がびっしり生えています。白い毛皮のコートですね。寒さ対策は、バッチリという感じです。先端部分、4裂し色がついたところが、花びらと同じ働きをしているわけですね。
花を見ると雄しべは4個のように見えますが、奥にもう4個、あわせて8個あるそうです。雌しべのほうはどうなっているのか、よくみえませんが、雄しべを上下2段にして、花粉を虫のお腹にくっつけやすくしているのでしょうね。
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