セイヨウクモマグサの雌しべ
またまた雌しべの話です。
昨日、友人宅におじゃましたら、テーブルの上にかわいい花が咲いている鉢がありました。名前を聞くとクモマグサって呼ばれているということでした。確かクモマグサって高山植物のはずだし図鑑でみたものは花弁が白色だったし・・・ハテ?。写真を撮って、帰宅後調べてみたら、セイヨウクモマグサ(ヨウシュクモマグサ)と呼ばれている外来の園芸種でした。
撮った写真を見ていて、アレッ?
偶然ですが、先に雄しべが成熟して花粉をだしきった後、雌しべが成熟する、雄性先熟雌性後熟型だということがわかる各段階の状態が、バッチリ写っていました。
雌しべの2本の花柱の変化がはっきりしていて、おもしろいですね。開花直後は、小さな突起状なのですが、だんだんと伸びてきて、雄しべの葯が花粉をだしきると、花柱の先がバチの先のように丸く拡がって花粉を受け取りやすいようになっています。
この変化は、開花後どのくらいでおこなわれるのでしょうか。こんど花屋さんで見かけたら、私も鉢を買ってよくみてみようと思っています。
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