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2006年2月15日

サンシュユとハナミズキの花芽

12日の日曜日、久しぶりに新宿御苑に行って来ました。今年は昨年に比べてウメも他の早春の花も開花がかなり遅く、玉藻池のそばの梅林では、1輪咲き始めたばかりでした。サンシュユは、花芽が膨らみもう少しで開花しそうという感じでした。昨日今日と暖かい日が続いたので、かなりつぼみがほころんだのではと思いましたが、今日の新宿御苑のホームページをみると、マンサクは、一気に満開になったとのことですが、ウメはまだそれほどでもないようです。サンシュユはどんな感じでしょうか。

次の写真は、12日のサンシュユの花芽です。

0602121

(2006.2.12  新宿御苑)

黄色のつぶつぶは、たくさんのつぼみです。つぼみは、2対の鱗片状のもので包まれています。私は、この2対の鱗片状のものを、てっきり芽鱗だと思っていました( ;^^)ヘ.。この2対の下に、もう一対小さな鱗片状のものがついています。これも併せて芽鱗が3対あると・・・。ところが、今回、図鑑をみると、芽麟は下に着いている小さな1対だけで、大きい方はなんと総苞片だとわかりました。

そういえば、サンシュユの花芽とよく似ているハナミズキ(別名アメリカヤマボウシ)の花芽を覆っているのも総苞片です。なにでだったかよく思い出せないのですが・・、ハナミズキの芽鱗は早期に脱落するという話を読んだ記憶があります。

確かに、ハナミズキの花芽をみると、芽鱗がみあたりません。Hanamizukihuyume  (2006.2.12 新宿御苑)

ハナミズキの場合、これまでに撮った写真を見てみると、4月頃になると、総苞片は、だんだん大きくなって↓(中央には、小さなつぼみが20個ほどあります。)

hanamizuki050409-1s  (2005.4.9)

さらに大きくなって、はなびらのように見える状態になりますが、先端は冬芽のときの堅いところなので大きくなれず、あのようにへこんだ形になるのでは、と思います。

hanamizuki-hou040413hibi (2004.4.13)

中央にかたまってついているつぼみが開くと、↓下のような、花弁4、雄しべ4、雌しべ1の花になります。

050422 (2005.4.22)

一方、サンシュユの総苞片は、どうでしょうか。以前撮った写真をみると、大きくならずに、そのまま残っていました。花は、花弁4、雄しべ4、雌しべ1で、ハナミズキと似ています。

sannshuyu-hana030225

このように見てきて、ふと、総苞片と芽鱗の違いはなんだろう?という疑問が・・・。

そこで調べてみたら、

「苞(苞葉)」=花や花序の基部にあって、芽やつぼみの状態の時にそれらを保護するために特殊化した葉、付く位置によって、総苞、小総苞 などに分けられています。

「総苞片」=花序の基部にあり、花序を包むための特殊化した葉

「芽鱗」=休眠芽を包む小型化し特殊化した葉、比較的大きくて数が少ない場合は苞(苞葉)と呼ばれるものもあるようで、はっきりとした区分されているわけではなさそうです。

むずかしいですね。

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