« 赤い実いろいろ | トップページ | 地味な冬芽 »

2006年1月21日

籠に入ったカリガネソウの実

19日に行った自然教育園の話の続きです。

秋におもしろい花を咲かせていたカリガネソウが、すっかり茶色くなった状態で、倒れず残っていました。枝の先には、小さなかわいい籠のような、うす茶色になった萼が残っていました。もう中に入っていた実は落ちているだろうなと覗いてみると、4個に分かれた黒い実がしっかり残っていました。一見種のように見えますが、種が直に見えるはずはないので(ジャノヒゲのような例外もありますが)、シソ科と同じように分果だと思います。

kariganesou-tane06019ms

 左の”籠”の中には実が3個しかありませんが、写真を撮る時ににちょっと触れたら1個落ちてしまいました。いつごろ熟すのでしょうか? これまで風の強い日もけっこうあったと思うのですが、よくぞ落ちずに残っていたなあと思いました。

カリガネソウの花はこんな花です。とても変わった形で、雄しべと雌しべが、上に突き出ています。花粉を媒介するのは、どんな昆虫でしょうか?

kariganesou031009ms (2003.10.9 自然教育園)

|

« 赤い実いろいろ | トップページ | 地味な冬芽 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 籠に入ったカリガネソウの実:

« 赤い実いろいろ | トップページ | 地味な冬芽 »