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2006年1月26日

ソシンロウバイの雄しべ

今日は、比較的暖かかったので北の丸公園まで出かけました。

ソシンロウバイが咲いていました。

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普通ロウバイの花って下向きかげんに咲いていますが、中に、なぜか上向きに咲いている花が数輪ありました。花の中をのぞいてみておもしろいことに気が付きました。  咲き始めの花と咲ききった花とでは、雄しべの状態が全然違っていました。

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ロウバイの花は、花の中央に多数の雌しべが集まった塊があり、その周りに雄しべが6、7本あるのですが、開き始めた段階の花では、雄しべは手を広げたように開いた状態で花の底にくっついていました。

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この段階では、雄しべは花粉をだしていないようです。雌しべの方は、先が細長い束になっていました。はっきりわかりませんが、私には、見た目、受粉可能な状態のようにみえました。

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一方、花びらが開ききった状態の花では、雄しべが起きあがってきて、雌しべ取り囲んでいました。写真をみると花粉が出ている葯もあります。雌しべはというと雄しべに囲まれていてよく見えませんでしたが、写真をみると、細長い束が縮んでいるようにもみえます。

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このことから、ロウバイの花は、雌しべが先に成熟してよその花からの花粉を受粉する、その間、雄しべはじゃまにならないように花の底に伏せている、そしてその後、雄しべが、花粉を花粉媒介者に渡しやすいように起きあがって花粉をだす、雌しべ先熟雄しべ後熟で自家受粉を避けているタイプじゃないかなあという気がするのですが、どうでしょうか。

でも開花の後半も雌しべに受粉能力があったら、逆に、活動する昆虫が少ない時期、受粉が確実にできるように、最後は自家受粉の手段を確保しようとしているのでしょうか。

実際はどうなのか、知りたいです。どなたかご存知でしたら教えてください。

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